安全性について

お客さまに安心してnuva(ニューバ)をご利用いただけますよう、国土交通省より建設基準法における大臣認定を取得しております。 耐震に関しても、国が定める耐震基準をクリアしておりますので、安心してご利用いただけます。

乗り場ドアって…

nuvaでは全てのドアが完全に閉まっていないと 運転出来ないようにドアクローズスイッチを設けています。 昇降中にドアが開いたり、ホームエレベーターが停止中に 昇降路内に入ったりできないようドアロック装置もあります ので安心してご利用ください。

停電になったら…

ホームエレベーターが昇降中に停電になった場合、通常の1/3 のスピードで必ず1階まで降りてきますので、閉じ込められる心 配はございません。停電時にはかご(エレベーター室)内の照明・換気扇は 付属の緊急バッテリーが作動し点灯します。1階にかご(エレベ ーター室)が到着するとドアロック装置が解除されますので、ドアは手動式のためご自身で開けて、速やかに脱出することができ ます。

地震の時は…

地震の時は絶対に使わないでください。 地震が起きた後は、かご内に乗員を乗せずに、1階、2階の呼び 出しボタンで1往復以上させ、異常が無いことを確認してから 使用してください。非常に大きな地震の後は、管理会社に連絡し て適切な点検・処置をしてから使用を開始してください。

メンテナンスって…

ホームエレベーターを安全にご利用いただくためには、 消耗品の取り替えやメンテナンス(定期点検)が必要です。 建築基準でも『所有者はホームエレベーターを常時適法状態を 維持するよう努めなければならない』とされていますので、 当社指定の24時間365日対応のメンテナンス会社と契約され、 安全にご利用していただくためにメンテナンス(定期点検)を 受けられることを強くおすすめします。

 
【nuvaならではの特殊ブレーキを内蔵】
空気で動くエレベーターはロープがない!果たして緊急時はどうやって止まるの?
というご質問をよく受けます。ここでnuvaならではの特殊ブレーキについてご説明します。

緊急ブレーキは、かご(エレベーター室)の上部に設置されています。上記の(図A)のように、かご(エレベーター室)の天井板と下部天井板の 間に固定されており、常に浮動車輪は天井板にあたっています。天井板と下部天井板はボルトでつながっていて、そのボルトの下にはばねがあり、 バネが伸び縮みすることにより緊急でブレーキはオフ/オンとなります。(かごが1階と2階に止まっている状態では、ばねは伸びている/緊急ブレーキオン)緊急ブレーキの構造はレバーが支点になっており、片側はブレーキシュー、もう一方は浮動車輪を設けシーソーの原理と同じように動く構造になって、 ブレーキシューの重さが車輪よりおもいため、エレベーター昇降時は緊急ブレーキが解除された状態で動いています。

昇降時は機械室の排気ファンから空気が抜かれ昇降路内が減圧し、それにより天井板が最大で20mm引き上げられる。そのとき(図A)にあるばねは縮む。緊急ブレーキ動作時は、昇降路内の負圧が消失し、ばねがのび天井板は下がり、天井板が下がると浮動車輪は押し下げられブレーキシューが持ち上がり、ブレーキシューが支柱(ガイドレール一体)を掴み緊急ブレーキがかかる(図B/ブレーキオンの状態)これによりかごの落下は防がれます。